初めての基底細胞がん
24歳の時(もう30年ほど前になる。)髪を短くして父から指摘された。
「そんなアザあったか?」
こめかみに10円玉ほどのアザが見つかり気になったので病院に行った。
芝にある慈恵医科大学付属病院。当時歩いてすぐの所に住んでいた。
入院はなかったが、局所麻酔を打って日帰り手術。
あまり麻酔が効かず、チョー痛かったのを憶えている。
病理の結果、基底細胞母斑と診断された。
がんではないが、放って置くとがんになる、というような説明を受けた気がする。
告知という観点からオブラートに包んだ言い回しになったのか
もう相当前の話しなので、はっきりとは分からない。
その基底細胞母斑が、その後私の体に群発する。