多発する基底細胞がん
24歳の時、こめかみにできた基底細胞がんを切除しました。
基底細胞がんと言うのは、表皮の最下層の基底層にできる悪性腫瘍で
皮膚がんの一つです。
最初はホクロと見分けるのが難しく、時間とともに大きく深くなって行きます。
他の組織への転移は少ないと言われており、腫瘍の周りを大きく深く切除する
治療法が一般的です。
今55歳ですが、この30年ほどの間に胸・腹部・股・背中・額・ほほ・鼻・頭部に
多発し、その都度切除してきました。
腫瘍が小さなうちは局所麻酔の日帰り手術で済みます。
でも、小さいとホクロか腫瘍か見分けるのが難しいので、
ダーモスコープというルーペを使って診療する経験が豊富な大病院の皮膚科専門医
に診てもらうのがいいでしょう。